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簡単安心!家族みんなで使える手作り消臭剤の作り方と活用法

Tags: 手作り, 消臭剤, レシピ, 重曹, エタノール, エコ, 安全, 暮らしのヒント

ご家庭の気になるニオイ。市販の消臭剤や芳香剤は便利ですが、成分や香りが気になるという声も耳にします。特に小さなお子様やペットがいるご家庭では、使うものには気を配りたいと思われることでしょう。

そこで今回は、身近な材料で簡単に手作りできる、安心な消臭剤の作り方をご紹介します。材料の安全性や、様々な場所での活用法についても詳しく解説いたします。

手作り消臭剤の材料について:なぜ安心なの?

手作り消臭剤の基本となるのは、主に「重曹」と「無水エタノール(または消毒用エタノール)」です。これらの材料は、正しく使えば家庭で安全に利用できるものです。

これらの材料を組み合わせることで、化学的な香料に頼らず、ニオイの元に作用する安心な消臭剤を作ることができます。

基本の手作り消臭剤レシピ

ここでは、手軽に始められる基本的な2種類の消臭剤レシピをご紹介します。

レシピ1:重曹を使った「置き型消臭剤」

玄関やリビング、冷蔵庫など、置いておくだけで効果を発揮するタイプです。

必要な材料 * 重曹:カップ1/2〜1程度 * 空き瓶や器(口が広めのものがおすすめ) * 通気性のある布やガーゼ、または紙(コーヒーフィルターなど) * 輪ゴムや紐 * お好みで精油:3〜10滴程度(香りをつけたい場合)

作り方 1. 空き瓶や器に重曹を入れます。 2. 香りをつけたい場合は、重曹の上に直接精油を数滴たらします。精油の種類はお好みで選べますが、ペットや小さなお子様がいる場合は、使用を控えたり、より安全な種類を選ぶなど注意が必要です。 3. 瓶の口に通気性のある布やガーゼなどをかぶせ、輪ゴムや紐で固定します。布の代わりに、フタに穴を開けた容器なども利用できます。

ポイント: * 重曹が湿気を吸って固まってきたら、混ぜてほぐすか、新しいものと交換してください。交換時期の目安は1〜2ヶ月程度です。 * 使用済みの重曹は、研磨剤としてシンク磨きなどに再利用できます。

レシピ2:エタノールを使った「消臭スプレー」

衣類や布製品、空間など、吹きかけて使うタイプです。

必要な材料 * 無水エタノールまたは消毒用エタノール:5〜10ml * 精製水または水道水:90〜95ml * スプレーボトル(エタノール対応のものを選んでください) * お好みで精油:5〜20滴程度(エタノールで溶かす場合)

作り方 1. スプレーボトルにエタノールを入れます。 2. 香りをつけたい場合は、エタノールの中に精油を加えてよく混ぜ、精油を溶かします。 3. 精製水または水を加えて軽く混ぜ合わせれば完成です。

ポイント: * エタノールの濃度は、消毒用エタノール(70〜80%)を使う場合は水を少なめに、無水エタノール(99.5%以上)を使う場合は水を多めに調整してください。全体のアルコール濃度が30%以下程度であれば、引火の危険性は低くなりますが、火気の近くでの使用は避けてください。 * 使う度にボトルを軽く振ってから使用してください。 * 作成後は、なるべく早めに使い切ることをおすすめします(目安として1ヶ月程度)。 * 使用する際は、目立たない場所で試してから使用してください。革製品や水に弱い素材には使用できません。

手作り消臭剤の暮らしでの活用法

手作りした消臭剤は、家の中の様々な場所で活躍します。

手作り消臭剤のメリット

手作り消臭剤には、安心感以外にもいくつかのメリットがあります。

まとめ

重曹やエタノールを使った手作り消臭剤は、簡単で安全、そして環境にもお財布にも優しい選択肢です。市販品の成分が気になる方も、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

手作りすることで、安心して快適な暮らしを送る一歩を踏み出せるはずです。ご紹介したレシピを参考に、ご家庭にぴったりの消臭剤を見つけて、快適なエコライフを楽しんでください。