安心素材で拭くだけ簡単!フローリングのベタつきをなくす手作りクリーナーレシピ
床掃除の悩み、手作りクリーナーで解決しませんか?
リビングの床は、子供がハイハイしたり、家族が寝転がったり、家の中でも特に肌が触れる機会の多い場所です。食べこぼしや皮脂、ホコリなどで意外と汚れており、特に気になるのがフローリングのベタつきです。市販の床用洗剤やクリーナーを使っているものの、「本当に安全な成分なのだろうか」「子供やペットがなめてしまっても大丈夫かな」と、成分について気になったことはありませんか?
毎日を過ごす場所だからこそ、使うものには安心を求めたいものです。そこでおすすめしたいのが、身近な安心素材を使った手作りフローリングクリーナーです。手作りなら、何が入っているか明確で、小さなお子様や敏感な肌の方、そしてペットのいるご家庭でも、より安心して床掃除ができます。しかも、作り方はとても簡単。今回は、フローリングのベタつきをすっきり解消できる、安心素材の手作りクリーナーのレシピと使い方をご紹介します。
手作りフローリングクリーナーのここが安心・簡単
手作りクリーナーの最大のメリットは、その安心感と手軽さにあります。
- 成分がシンプルで安心: 使用する材料は食品としても使われるセスキ炭酸ソーダと水だけ。化学物質の含有が気になる市販品に比べ、成分が明確で安心です。小さなお子様やペットが床に触れる機会が多くても、使用後の不安を軽減できます。
- 環境にも優しい: 自然由来の成分なので、排水として流れても環境への負荷が少ないと言われています。
- 経済的: 材料費が安価で、繰り返し使えるので家計にも優しい選択です。
- 驚くほど簡単: レシピは材料を混ぜるだけ。思い立った時にすぐに作れて、特別な道具も必要ありません。
用意するものと簡単レシピ
手作りフローリングクリーナーの材料は、たったこれだけです。
材料
- 水: 500mL
- セスキ炭酸ソーダ: 小さじ1/2〜1杯程度
- スプレーボトル(500mL程度入るもの): 1本
セスキ炭酸ソーダは、重曹よりも水に溶けやすく、油汚れや皮脂汚れ、手垢など、家庭内の様々な汚れに効果的なアルカリ剤です。弱アルカリ性のため、環境や肌への負担が比較的少ないのが特徴です。
作り方
- 清潔なスプレーボトルに水500mLを入れます。
- セスキ炭酸ソーダ小さじ1/2〜1杯を加え、蓋をしっかり閉めます。
- ボトルを軽く振って、セスキ炭酸ソーダを水に溶かせば完成です。
※セスキ炭酸ソーダの量は、汚れの程度や床材に合わせて調整してください。初めての場合は少なめから試すことをおすすめします。
手作りクリーナーを使ったフローリング掃除の方法
完成した手作りクリーナーを使って、フローリングをきれいにしましょう。
- 掃除機をかけるなどして、床のホコリや大きなゴミを取り除きます。
- 直接フローリングにスプレーするのではなく、きれいな雑巾やマイクロファイバークロスに手作りクリーナーを吹きかけ、湿らせます。
- 固く絞るようにして、床を拭いていきます。ベタつきや汚れの気になる部分を中心に丁寧に拭きましょう。
- 拭き終わったら、乾いた別の雑巾やクロスで床を乾拭きします。特にワックスやコーティングが施されているフローリングの場合、水分が長時間残ると傷みの原因になることがあるため、乾拭きでしっかりと水分を取り除くことが大切です。
使用上の注意点
手作りクリーナーは安心な素材で作られていますが、いくつかの注意点があります。
- 床材によっては使えない場合があります: 無垢材や油加工されたフローリング、水に弱い床材には使用しないでください。ワックスの種類によっては、セスキ炭酸ソーダのアルカリ性によって剥がれてしまう可能性もあります。必ず目立たない場所で試してから使用してください。
- 作り置きは避けましょう: 手作りクリーナーには保存料が入っていないため、雑菌が繁殖しやすい可能性があります。使用する分だけ作るか、1〜2週間程度で使い切るようにし、直射日光の当たらない涼しい場所で保管してください。
- スプレーボトルは清潔に: 使用後はボトルを軽くすすぎ、定期的に洗浄するなどして清潔に保ちましょう。
まとめ:安心な床で快適な毎日を
安心素材の手作りフローリングクリーナーは、市販品の成分が気になる方や、小さなお子様、ペットと暮らすご家庭にぴったりの掃除方法です。セスキ炭酸ソーダと水があれば、誰でも簡単に作ることができ、フローリングの気になるベタつきをすっきり取り除くことができます。
手間がかかると思われがちな手作りですが、このクリーナー作りはあっという間に完了します。安心で安全な成分で床をきれいに保つことで、家族みんなが心地よく、のびのびと過ごせる空間を作ることができます。ぜひ一度、お試しください。